沖の白石とは? わかりやすく解説

沖の白石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/08 14:38 UTC 版)

沖の白石
所在地 日本滋賀県
所在海域 琵琶湖
座標 北緯35度17分36秒 東経136度7分27秒 / 北緯35.29333度 東経136.12417度 / 35.29333; 136.12417座標: 北緯35度17分36秒 東経136度7分27秒 / 北緯35.29333度 東経136.12417度 / 35.29333; 136.12417
面積 -- km²
海岸線長 -- km
最高標高 約20 m
沖の白石 (滋賀県)
プロジェクト 地形
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沖の白石(おきのしらいし・おきのしろいし)は、琵琶湖沖にある化石(ばけいし)・お化け石(おばけいし)・ 船木三ッ石(ふなきみついし)の別称もある。琵琶湖国定公園特別保護地区。

概要

多景島彦根市)の西方約5km、船木崎(高島市)の東方約5km沖に位置する。大岩1つ・小岩3つで形成されている。周辺の水深は約80mで、大岩の高さが約20m(地上)あるので、大岩の全長は約100m前後と推定される。

名称の由来

  • 以下の2説がある。
    • 日没時に岩が太陽光で白く変化することに因む。
    • 飛来するが長年岩に付着・堆積し、白くなっているから。また、化け石という名の由来は、見る角度によって岩の枚数が1から4枚の間で変化するためである。

その他

  • 周辺を航行する船舶の方角の指標になっている。ただし、日没以降の航行時は岩の確認が困難になるので、船舶衝突の危険性がある。
  • 『沖の白石』という銘菓(カスタードクリームをカステラ生地で包んだもの)が発売されている。
  • カワニナの一種・シライシカワニナ Biwamelania shiraishiensis は、学名・和名ともに沖の白石に因み、この岩の周辺のみに生息する固有種で、環境省のレッドリストで準絶滅危惧に指定されている。

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