決裁ルート操作機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 05:22 UTC 版)
「ワークフローシステム」の記事における「決裁ルート操作機能」の解説
ワークフローシステムは、作成済みの決裁ルートに対して以下の操作を行うことにより、ワークフローを動作させる。 申請:ワークフローインスタンスを開始する。 承認:承認待ち状態のワークフローを承認し、決裁ルートの次のステップに進める。 AND承認:同じステップに複数の承認者が存在する場合、承認者全員が承認を行った時点で先のステップに進む承認。 OR承認:同じステップに複数の承認者が存在する場合、任意の一人の承認者が承認を行った時点で先のステップに進む承認。 決裁:決裁ルートの最終ステップを承認する。 差し戻し:承認待ち状態のワークフローを却下し、決裁ルートの前のステップに戻す。戻す先は、申請者であっても承認者であってもよい。 なお、差し戻し処理後、誰が処理を再開するかによって2通りある。 被差し戻し者から再開する:差し戻された者(被差し戻し者)が、再申請または再承認することによりワークフローを再開する。 差し戻し者から再開する:被差し戻し者が、再申請または再承認した後、ワークフローは差し戻し者まで自動的に移動する。その後、差し戻し者が承認することによりワークフローを再開する。 引き上げ承認:現在承認待ちの承認者が承認を行うのでなく、先のステップに存在する承認者が承認を行う。この場合、承認待ちの承認者は順番を抜かされた状態になる。 承認の取り消し:既に承認済みの承認者が、先のステップに進んだワークフローを自分のステップに戻す。その後、再承認してワークフローを再開する。 申請の取り消し:申請者が、先のステップに進んだワークフローを自分のステップに戻す。その後、再申請してワークフローを再開する。 キャンセル:ワークフローインスタンスを非アクティブ状態にする。 バッチ申請:日次、週次、月次等定期的に発生するルーチンワークを事前登録することにより、ワークフローインスタンスを開始する。
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