永松 悟とは? わかりやすく解説

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永松悟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/17 20:44 UTC 版)

永松 悟
ながまつ さとる
生年月日 (1953-11-24) 1953年11月24日(71歳)
出生地 日本 大分県杵築市
出身校 同志社大学法学部
所属政党 無所属
公式サイト 永松さとる公式サイト トップページ- 杵築の未来をみんなの力で -
当選回数 3回
在任期間 2013年10月23日 - 現職
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永松 悟(ながまつ さとる、1953年11月24日[1] - )は、日本政治家大分県杵築市長(3期)。

来歴

大分県杵築市出身。大分県立杵築高等学校卒業。1976年(昭和51年)3月、同志社大学法学部卒業。1978年(昭和53年)10月、大分県庁の佐伯福祉事務所に入庁。こども・女性相談支援センター所長、福祉保健部長などを歴任[2]

2013年(平成25年)3月、大分県庁を退職。同年10月の杵築市長選挙に無投票で初当選した[3]。2017年10月に無投票で再選。2021年10月の市長選挙では選挙戦となったが元市議の衛藤竜一郎を破り3選[4]

政策・主張

2020年(令和2年)2月6日、杵築市が財政危機に陥っていることから、2022年度を目標とした緊急財政対策を取りまとめた。対策の主な内容は以下のとおり。

  • 市職員を17%削減する。
  • 2021、22年度の一般職員の新規採用を取りやめる。
  • 一般職員の給与を平均5%カットし、約4億2千万円減らす。市長や副市長も給料をカットし、議員報酬も削減する。
  • 2020年度当初予算案は、2019年度と比べて一般財源を約12億円削減する。
  • 市内2カ所のプールと1カ所の体育館を廃止する[5]

このような危機的状況は以前から予想されていたが、永松は職員削減に手を付けず、合併特例債による大型公共工事に次々と着手し、その結果、財政再建への取り組みが遅れたと指摘されている[6][7]

選挙歴

当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
2013年杵築市長選挙 無投票 59 ーー 無所属 ーー票 ーー 1 / /
2017年杵築市長選挙 無投票 63 ーー 無所属 ーー票 ーー 1 / /
2021年杵築市長選挙 2021年10月3日 67 ーー 無所属 8183票 57.4% 1 1/2 /

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.627
  2. ^ 市長のプロフィール”. 杵築市. 2020年2月11日閲覧。
  3. ^ DEBUT 首長 永松 悟・大分県杵築市長
  4. ^ 大分・杵築市長に永松氏3選”. 西日本新聞me (2025年9月18日). 2025年9月17日閲覧。
  5. ^ 岩谷瞬 (2020年2月7日). “大分・杵築市が職員リストラへ 財政危機で、市長給与もカット”. 西日本新聞. https://www.nishinippon.co.jp/item/582156/ 2020年2月7日閲覧。 
  6. ^ 稲田二郎 (2019年12月20日). “見過ごされた"警告" 市長、大型工事次々着手 財政危機の杵築市”. 西日本新聞. https://www.nishinippon.co.jp/item/569679/ 
  7. ^ “杵築市、甘い行政運営 歳入減る中、歳出見直し不十分”. 大分合同新聞. (2019年12月14日). https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/12/14/JD0058782442 

外部リンク

公職
先代
八坂恭介
大分県杵築市長
2013年 -
次代
現職



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