永松古墳とは? わかりやすく解説

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永松古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 05:54 UTC 版)

永松古墳

墳丘・石室開口部
所在地 広島県福山市東村町(字永松)
位置 北緯34度27分21.05秒 東経133度14分18.27秒 / 北緯34.4558472度 東経133.2384083度 / 34.4558472; 133.2384083座標: 北緯34度27分21.05秒 東経133度14分18.27秒 / 北緯34.4558472度 東経133.2384083度 / 34.4558472; 133.2384083
形状 円墳
規模 直径10m
埋葬施設 無袖式横穴式石室
築造時期 6世紀
史跡 福山市指定史跡「永松古墳」
地図
永松古墳
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永松古墳(ながまつこふん)は、広島県福山市東村町(ひがしむらちょう)にある古墳。形状は円墳。福山市指定史跡に指定されている。

概要

広島県東部、松永湾北岸の丘陵上に築造された古墳である。丘陵上では、鳥越古墳群・高岩古墳群や馬場向古墳群(尾道市)など多くの古墳の分布が知られる[1]。発掘調査は実施されていない。

墳形は円形で、直径約10メートルを測る[1]。埋葬施設は無袖式の横穴式石室で、北西方向に開口する。石室内の副葬品は詳らかでない。築造時期は古墳時代後期の6世紀代と推定される[1]

古墳域は1974年昭和49年)に福山市指定史跡に指定されている。

埋葬施設

石室俯瞰図
石室展開図

埋葬施設としては無袖式横穴式石室が構築されており、北西方向に開口する。石室の規模は次の通り[1]

  • 玄室:長さ3.5メートル、幅約2メートル
  • 羨道:長さ2.7メートル

玄室の平面形はやや胴張り形を呈する。羨道部の天井は、玄室に比べて一段低く形成する[1]

文化財

福山市指定文化財

  • 史跡
    • 永松古墳 - 1974年(昭和49年)3月14日指定。

脚注

  1. ^ a b c d e 史跡説明板。

参考文献

  • 史跡説明板(福山市教育委員会設置)

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