水上置換とは? わかりやすく解説

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すいじょう‐ちかん〔スイジヤウチクワン〕【水上置換】

読み方:すいじょうちかん

気体捕集法の一。水槽内に気体発生源から管を入れ、その管口から出る気体を、あらかじめ満たした容器内に集める。主に化学実験などで、溶けにくい気体と、毒性引火性が高い気体捕集用いられる水上捕集


水上置換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/06 07:18 UTC 版)

水上置換(すいじょうちかん)とは、気体の捕集法の1つである。主に水に溶けにくい気体の捕集に用いられる。しかし、少し水溶性があっても、気体の毒性引火性が高い場合はこの方法を用いることもある。水槽などに水を入れ、気体の発生口をその中に入れる。はじめに発生口から出る気体は、気体を発生させる装置内の空気なので、しばらく待ってから気体を容器に集める。このとき容器の中は水で満たしておく。この方法では空気の混入も少なく、気体の捕集量の計測にも使われる。厳密には蒸気圧に応じて、多少の水蒸気が混入してしまうが、他の気体の捕集法に比べて純度の高い気体が得られるので、実験室レベルでは好んで用いられる。




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