下方置換とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > 方法 > 下方置換の意味・解説 

かほう‐ちかん〔カハウチクワン〕【下方置換】

読み方:かほうちかん

気体捕集法の一。気体発生源から出る気体を管に通し、その管を口を上向きにした容器の奥に入れ集める。主に化学実験などで、溶けやすく、空気よりも重い気体捕集用いられる


下方置換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/01 14:21 UTC 版)

下方置換法の図。

下方置換(かほうちかん)とは、気体の捕集法の1つである。主にに溶けやすく空気より重い気体の捕集に用いられる。気体の発生口を容器の奥のほうに入れる。そして発生口から出る気体を容器に集める。このとき容器の口は上に向けておく。この方法では空気の混入があるため、容器の口から気体が出てくるまで集めることで空気の混入割合を少なくするが、空気の混入は避けられない。また、無色の場合気体の捕集量も分かりにくい。

下方置換法で集める気体は、塩化水素二酸化炭素塩素二酸化硫黄硫化水素フッ素などがある。

関連項目




下方置換と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「下方置換」の関連用語

下方置換のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



下方置換のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの下方置換 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS