氣比神宮(敦賀)と西奈彌神社の繋がり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 03:57 UTC 版)
「瀬波大祭」の記事における「氣比神宮(敦賀)と西奈彌神社の繋がり」の解説
氣比神宮(越前国敦賀)の祭神、氣比大神が渡海し、瀬波の地に上陸したことによるとする伝承があり、瀬波大祭の由来は、この来航上陸に関する伝承であるとされている。 瀬波の地名は、上陸の際に背に波を受けて「よき背の波かな」と言われた事が由来とされ。その時に随行した家来が、この地に住む伊與部(いよべ)・磯部・小(嶋)・小武・吉田の先祖であると言われている。 瀬波大祭は、氣比大神の瀬波への来航上陸を祝うものであり、大祭では神霊をのせた御輿の後ろに、渡海船に擬せられた屋台を先頭にして、計5台の屋台行列が瀬波の町内を練り歩く(渡御行列)。 氣比神宮の例祭(気比の長祭り)が毎年9月4日に行われていることから、瀬波大祭も同時期に開催されている。また、氣比神宮の主祭神である伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は、社伝「氣比宮社記」の中で保食神(うけもちのかみ)とされており、祭神も同じである。
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