気候変動枠組み条約
地球全体の温暖化問題を各国が協力、分担して対応するために締結された条約。近年、温室効果ガスの排出による気候変動問題をはじめとする地球規模の環境問題が大きな関心を集めてきた。このような状況を背景に、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的として、1992年にリオデジャネイロで開催された地球環境サミットにおいて採択され、94年に発効した。条約においては、締約国の応分の責任、開発途上国などの国別事情の勘案、速やかで有効な予防措置を講じるため、おもに先進締約国に対し、温室効果ガス削減のための政策の実施などの義務が課せられている。
参照 温室効果ガス、京都議定書気候変動枠組み条約と同じ種類の言葉
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