毛色と模様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/21 14:18 UTC 版)
「シェトランド・シープ」の記事における「毛色と模様」の解説
シェトランド・シープは様々な毛色を持つが、白、ムーリット(赤茶)、黒が最もよく見られる。この毛色および模様のパターンはシェトランド方言で名前が付けられており、元をたどると過去にシェトランド諸島で使われていたノルン語に由来し、似た言葉は北ゲルマン語群のアイスランド語にも見られる。 主要な毛色としては、ライト・グレー、グレー、白、emsket(薄暗い青みがかった灰色)、musket(明るい灰色がかった茶色)、shaela(暗い鋼色の灰色)、黒、薄茶色、moorit(赤茶色)、mioget(黄色がかった茶色)、暗褐色の11のが挙げられる。 また、模様のパターンにより30に分類され名前がつけられている。katmoget(アナグマ顔)は、腹の部分と鼻と目の周り、そして足が黒く(または濃い色)で、gulmoget(ムフロン)は katomoget の逆、つまり腹と足、鼻と目の周囲が明るい色となっている。yuglet は目の周りがパンダのように黒くなっている。smirslet は鼻面と頭頂部または額の部分が白い。sokket は足が白いもの、または足の毛色が他の部分と違うものを意味する。bielset は首輪をしたような模様があるものである。
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