母恋めしとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 母恋めしの意味・解説 

母恋めし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/27 10:04 UTC 版)

母恋めし
販売会社 ブロートン99
種類 弁当
販売開始年 2002年[1]
完成国 日本
外部リンク 母恋めし本舗
テンプレートを表示

母恋めし(ぼこいめし)は、北海道室蘭市で販売されている駅弁である。

概要

室蘭港に隣接するレジャー施設エンルムマリーナの1階にある、元はホッキ貝工芸作品と銀製アート作品の店としてスタート[2]した喫茶店「ブロートン99」が「母恋めし本舗」の名称で製造している[3]。ブロートン99にて工芸品を作る際、余った身を炊き込みご飯にしたのが母恋めしの原型となった[3]

北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線母恋駅の売店[3]やブロートン99(母恋めし本舗 本店)のほか、道の駅みたら室蘭、室蘭市内のグリンデパートで販売されている[4]。グリンデパートでの購入には、予約を要する。

弁当の中身は、ホッキガイ炊き込みご飯おにぎり2個、燻製スモークチーズ漬物、ハッカがつく[5]。残ったら持って帰れるようにとの配慮からラップで個別包装されている[5]。炊き込みご飯の出汁には室蘭沖で採れるヤヤン昆布を使用している[1][3]

なお、母恋の語源はアイヌ語で「ホッキ貝のたくさんある場所」を意味する「ポク・オイ」「ポクセイ・オ・イ」とされている[3][5]2022年7月には、ホッキ貝の禁漁や貝毒発生によりホッキ貝の安定供給が困難になったことから、期間限定で「ほたての母恋めし」の製造・販売を開始した[6]

脚注

  1. ^ a b わが社のここがスゴイ!これがスゴイ! (2012年7月11日). “母恋めし本舗 駅弁以外に商品続々”. 北海道経済. 朝日新聞デジタル. 2013年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月28日閲覧。
  2. ^ 工芸作品販売・喫茶 ブロートン99”. AFC アサヒファミリークラブ. 朝日新聞. 2022年8月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e 母恋めしとは”. 母恋めし本舗. 2022年8月5日閲覧。
  4. ^ 母恋めし本舗 店舗情報”. 母恋めし本舗. 2022年8月5日閲覧。
  5. ^ a b c 小林しのぶ (2009年5月). “駅弁紀行 第1回「北海道JR室蘭本線 母恋めし」”. aff. 農林水産省. 2020年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月5日閲覧。
  6. ^ 【期間限定販売】ほたての母恋めし誕生!”. 母恋めし本舗. 2022年8月5日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「母恋めし」の関連用語

母恋めしのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



母恋めしのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの母恋めし (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS