殿畑遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 09:21 UTC 版)
小字殿畑にある、鎌倉時代から室町時代の集落跡の遺跡。的矢大王線(現・磯部大王線/安乗港線バイパス)の特殊改良工事に伴う発掘調査の結果、掘立柱建物跡10棟、石組みの排水路、陶磁器・土師器、至道元宝(宋銭)などが出土した。発掘面積に比して出土遺物が少なかったことから、津波などで自然流失したものと推定される。漁業関連の遺物は土錘1、2片だけであり、漁村的ではない。
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