殿橋にまつわるエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 23:45 UTC 版)
尾崎士郎の代表作『人生劇場 青春篇』の作中に殿橋の記述が出てくる。 橋詰4か所にある親柱は当時の岡崎の石工たちによって造られた。 1927年(昭和2年)7月19日に行われた竣工式には小幡豊治愛知県知事を始め、県会議員、県下市町村長などが出席。協賛の花火大会も併せて盛大に行われた。 親柱上の金属製の街灯は戦時中の金属供出により取り外されたが、戦後になり市民の寄付により復元された。 御影石製高欄の一部が右岸下流の岡崎公園付近への階段石として使われ、現在も残っている。 2015年(平成27年)の工事の際、主桁の主鉄筋に当時八幡製鉄所では作られていなかった、異形棒鋼が使用されていることが分かった。
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