武藤一羊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 武藤一羊の意味・解説 

武藤一羊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 05:08 UTC 版)

武藤 一羊
人物情報
生誕 (1931-09-14) 1931年9月14日
日本東京都
出身校 東京大学
学問
研究分野 社会学
研究機関 アジア太平洋資料センターニューヨーク州立大学
テンプレートを表示

武藤 一羊(むとう いちよう、1931年9月14日 - )は、日本の社会運動家ニューヨーク州立大学教授を務めた[1]

略歴

東京生まれ。1952年、東京大学文学部を退学となる[1]

その後、原水爆禁止日本協議会国際部に勤務。1965年、ベトナムに平和を!市民連合に参加し、注目される。1973年、アジア太平洋資料センターの設立に参加する[1]。1996年までアジア太平洋資料センターの代表を務める[1]。1998年、ピープルズ・プラン研究所を設立する[1]

1983年から2000年にかけて、ニューヨーク州立大学ビンガムトン分校の社会学教授であった[1]

父は、元判事明治学院大学院長だった武藤富男

著書

  • 『主体と戦線 反戦と革命への試論』(合同出版) 1967
  • フランス五月の教訓』 (統一新聞社、70年シリーズ) 1969
  • 『支配的構造の批判』(筑摩書房) 1970
  • 『根拠地と文化 第三世界との合流を求めて』(田畑書店) 1975
  • 『日本国家の仮面をはがす アジア民衆の文脈のなかで』(社会評論社) 1984
  • 『政治的想像力の復権』(御茶の水書房) 1988
  • 『ヴィジョンと現実 グローバル民主主義への架橋』(インパクト出版会) 1998
  • 『〈戦後日本国家〉という問題 この蛹からどんな蛾が飛び立つのか』(れんが書房新社) 1999
  • 『帝国の支配 / 民衆の連合 グローバル化時代の戦争と平和』(社会評論社) 2003.2 ISBN 978-4-7845-1426-7
  • アメリカ帝国主義と日本戦後国家の解体』(社会評論社) 2006.11 ISBN 978-4-7845-1459-5
  • 『潜在的核保有と戦後国家』(社会評論社) 2011.10 ISBN 978-4-7845-1483-0
  • 『戦後レジームと憲法平和主義 - “帝国継承”の柱に斧を』(れんが書房新社) 2016.4 ISBN 978-4846204204

編纂

翻訳

  • スターリン』第1 - 3(トロツキー、マルミュス編、佐野健治共訳、合同出版) 1967
  • 『反権力の世代』(ハワード・ジン、合同出版) 1967
  • 『氷の上の魂』(エルドリッジ・クリーヴァー、合同出版) 1969
  • ニクソン - キッシンジャーの陰謀 アメリカの新アジア戦略』(ヴァージニア・ブロディン, マーク・セルデン編著、監訳、現代評論社) 1973
  • 『アジアを犯す 新植民地主義の生態』(マーク・セルデン編、森谷文昭共監訳、河出書房新社) 1975
  • 『援助貴族は貧困に巣喰う』(グレアム・ハンコック、監訳、朝日新聞社) 1992.4
  • 『帝国への挑戦 世界社会フォーラム』(ジャイ・セン、アルトゥーロ・エスコバル, アニタ・アナンド, ピーター・ウォーターマン編、戸田清, 小倉利丸, 大屋定晴共監訳、作品社) 2005.2

関連項目

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「武藤一羊」の関連用語

武藤一羊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



武藤一羊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの武藤一羊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS