正倉院の呉竹鞘御杖刀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 08:31 UTC 版)
呉竹鞘御杖刀(くれたけさやのごじょうとう)は、七星文の他には雲形文や三星文が描かれ、竹で包んだ木鞘に納められた仕込み杖になっている。聖武天皇の七七忌の東大寺献物帳である国家珍宝帳に記載されており、正倉院には呉竹鞘御杖刀を含めて8本の七星剣が納められていたが、北倉の100本あった国家珍宝帳記載品の刀剣のうち藤原仲麻呂の乱(恵美押勝の乱)で持ち出されたことによって現存するのは3本のみになっており、呉竹鞘御杖刀以外の七星剣は現存していない。
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