機能的区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 10:19 UTC 版)
肝臓を胆嚢と下大静脈を結ぶ主分割面「Rex-Cantlie's line」(カントリー線)によって「左葉」と「右葉」に分割する。左葉はさらに肝鎌状間膜により内側区と外側区に分けられる。右葉はさらに右肝静脈により前区と後区に分けられる。 Healey & Schroyの分類(1953年) 手術や治療を行う際には門脈による区分が重要で、門脈血流によって肝を区分したもの。 Couinaudの分類(1954年) 肝内グリソン鞘の分枝によって S1 から S8 の8つの区域に分けたもの。 S1:尾状葉、S2:左葉外側後区域、S3:左葉外側前区域、S4:左葉内側区域、S5:右葉前下区域、S6:右葉後下区域、S7:右葉後上区域、S8:右葉前上区域
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