機械制御式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 15:02 UTC 版)
「シャッター (カメラ)」の記事における「機械制御式」の解説
シャッター速度の制御を、ガバナーやスプリングなどによって機械的に行うものである。部品の小ささ、精度、計時の正確性、耐久性などの共通性から、懐中時計や腕時計を製造できる技術を持つメーカーが手掛けることが多い。かつてはシリンダーを取り付け、空気圧を利用して秒時制御をするものもあった。精度は電子式(電子シャッター)に比べて劣るが、電源が不要であるため、ロシア地域など極寒地でも確実に動作する利点がある。135フィルム使用カメラでは、この方式は少なくなっている。
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