横浜ベイスターズと阪神タイガース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 02:30 UTC 版)
「一場事件」の記事における「横浜ベイスターズと阪神タイガース」の解説
朝日新聞(2004年10月22日付)によると、一場が先に巨人から現金を受け取った以外に、横浜ベイスターズからも現金を受け取っていたと報じた。さらに同日、阪神タイガースからも金銭を受けていたことを別府が明らかにし、問題は他球団にも波及した。 横浜は2003年12月〜2004年5月の間に総額約60万円を一場に渡したほか、8月下旬に担当スカウトが球団の事情聴取に対し「現金は渡していない」と虚偽の報告を行っていた。また阪神も、2003年12月〜2004年3月の間に総額約25万円を一場に渡していた。阪神の野崎勝義社長は、事件が発覚した際に「うち(阪神)ではそのようなこと(裏金を渡したこと)はない」と虚偽の報告をした。この結果、横浜は球団の砂原幸雄オーナー(TBS会長)がオーナー職を辞任したほか、阪神の久万俊二郎オーナーが辞任したが、当初は辞意を表明していた野崎社長は球団幹部に降格しただけで残った。
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