樟徳館とは? わかりやすく解説

樟徳館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/09 07:27 UTC 版)

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樟徳館内部

樟徳館(しょうとくかん)は、大阪府東大阪市にある歴史的建造物。主屋など6つの建物は、国の登録有形文化財である。

概要

樟蔭学園大阪樟蔭女子大学の経営母体)の創設者である森平蔵の邸宅として1932年(昭和7年)に建てられた木造建築である。

主要な建築資材となる原木は三陸、木曽、吉野、日向といった著名な産地から取り寄せられている。主屋は、仏間はが用いられた。日本全国から棟梁が呼び寄せられ、技術を競わせたといわれる。特に内装の意匠は和洋折衷であり、大正モダン文化の影響が見られる。

1960年(昭和35年)に森平蔵の遺志により、樟蔭学園に寄付された。

2000年(平成12年)に登録有形文化財に登録された。

なお、当地には、樟徳館が建てられる前は「帝国キネマ長瀬撮影所」があったが、1930年(昭和5年)の火事で焼失し、京都太秦へ移転した。

4年に一度、夏季オリンピックの年の11月第二土日の2日間一般公開される。

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