標準II形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 15:38 UTC 版)
「日本ロッキード・モノレール」の記事における「標準II形」の解説
1963年7月6日、姫路市は市営モノレールにロッキード式を採用することを決定した。日本ロッキード・モノレールは、姫路市向けに標準I形とは別に、より大型で都市交通に適した車両を設計した。これが「標準II形」である。 1964年7月頃までに先頭車と両頭車の設計が完了し、川崎航空機工業岐阜工場で製造され、1966年に先頭車、両頭車が2両ずつ姫路市交通局に納入された。姫路市交通局では先頭車を100形、両頭車を200形と呼んでおり、1974年の路線休止まで運用された。 姫路市のモノレール延伸計画のために中間車も設計されたが、延伸計画断念により、製造されることはなかった。 200形2両が姫路市の手柄山交流ステーションに静態保存・展示されている。
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