榛谷御厨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 08:26 UTC 版)
保安3年(1122年)に成立した伊勢神宮(内宮)の荘園(御厨)。 小山田氏一族が支配地一帯の所領安堵のため寄進したもので、寄進後も在地領主として支配を維持していた。 榛谷氏滅亡後は鎌倉幕府に没収され、室町時代は西園寺公重の支配となり、北条早雲の坂東制覇により北条一族に分与されて消滅した。 現在の神奈川県横浜市の保土ケ谷区・旭区・都筑区一帯で、現在も二俣川に字名として「半ヶ谷」の地名が残る。 また「はんがや」が訛化して「ほどがや」になったという説もあるが、「保土ヶ谷区史」などにおいては否定的な見解が示されている。
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