極端なインブリード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:10 UTC 版)
「シンコウキング」の記事における「極端なインブリード」の解説
シンコウキングは、ノーザンダンサーの37.5%(2×3)と言う極端なインブリードを持っていた。サラブレッドにおいてこの様な配合は現代では稀で(他の家畜では珍しくは無い)、日本では英ダービー優勝馬ストレイトディールの37.5%を持つスルガスンプジョウ位である。気性は荒く、名手・岡部幸雄以外に乗りこなせる騎手が居なかった程であった(このことから、1997年のスワンステークス・マイルチャンピオンシップでは、岡部はもう一頭のお手馬・タイキシャトルでは無くシンコウキングに騎乗している)。 繁殖馬としてはシンコウキングの全妹ローズオブスズカが先述のスズカフェニックスを輩出、レディアンジェラの2×3を持つノーザンテーストが日本リーディングサイアーになるなど成功例が見られる。
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