極右・国民主義系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 00:08 UTC 版)
「欧州議会の政治会派」の記事における「極右・国民主義系」の解説
ヨーロッパの政治において国民主義政党による会派は「極右」として分類される。これらの政党が単一の会派を形成し続ける事例は極めて少ない。欧州議会で最初の極右会派は1984年から1989年まで存続したフランスの国民戦線(現・国民連合)とイタリア社会運動による「欧州右派」である。この会派を継承するかたちで新しい「欧州右派」が結成され、1989年から1994年まで存続した。その後13年間は国民主義系会派が形成されなかったが、2007年1月15日に「独立、伝統、主権」が結成されるも、会派内での内紛によって同年11月14日に解散した。2008年1月、4か国の極右政党の代表者が集まって、新たな極右の欧州規模の政党「欧州愛国党」の結成にむけて取り組むことを発表したが、実際には結党に至らなかった。 その後、2015年6月16日に新たな会派として「国家と自由の欧州」が結成された。 欧州右派党グループ(1984年7月24日 - 1989年7月24日) 欧州右派テクニカル・グループ(1989年7月25日 - 1994年7月18日) 独立、伝統、主権グループ(2007年1月15日 - 2007年11月14日) 国家と自由の欧州(2015年6月16日 - )
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