楕円断面バルブスプリング
断面を楕円もしくは卵形にして、素線の断面に発生するせん断応力を小さくしたコイルスプリングのこと。エンジン高速回転時にもスプリングサージを起こしにくくし、より小さな質量と大きな復元力を得るために用いられる。円形断面が一般的であるが、まれにこれらの異形スプリングが用いられる。製造が容易な円形断面に対して特殊な工法が必要。このほかに軽くて大きなばね定数が得られる中空型のバルブスプリングも考案され、また比重の小さいチタン製もある。
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