森の走者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 10:18 UTC 版)
「フランス領ルイジアナ」の記事における「森の走者」の解説
「森の走者」(coureurs des bois)が北アメリカにおけるフランスの影響力を拡げる上で重要な役割を果たした。17世紀の終わりまでに、これら冒険者達はミシシッピ川を隈無く旅した。彼らは金脈を見つけたり、インディアンと毛皮を交易して利益を上げることを期待して衝き動かされていた。毛皮の交易はしばしば免許もなく行われており、それだけ難しい行動であったので、未婚の若い男性が従事することが多かった。多くの者は行く行くは定住して農業を営もうと考えていた。一方でかなりの数の者が先住民の社会に同化し、言葉を覚え、先住民の妻を貰った。良く知られた例がフランス系カナダ人のトゥーサン・シャルボノーとその妻サカガウィアであり、二人は1804年から1806年のルイス・クラーク探検隊に加わった。
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