桜井健二
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桜井 健二(さくらい けんじ、1913年〈大正2年〉12月6日[1] - 没年不詳)は日本の歌手。主に戦前・戦中に活躍した。本名・清水 理一[1]。
経歴
埼玉県北埼玉郡忍町(現・行田市)生まれ。現在の青山学院大学出身[1]。1935年(昭和10年)コロムビアレコードからデビュー。同年、ミス・コロムビアと吹き込んだ「幌馬車の唄」がヒットする。
1937年(昭和12年)ポリドールレコードの子会社であるコロナレコードに移籍。その後コロナレコードの解散に伴い親会社のポリドールレコードに移籍。 以降テイチクレコード、タイヘイレコード、キングレコードと渡り歩き、戦前に多くの流行歌や戦時歌謡を吹き込んだ。
代表曲
コロムビアレコード
- 幌馬車の唄 共演:ミス・コロムビア (1936)
- 作詞:山田としを/作曲:原野為二
- 吹雪の曠野(1936)
- 作詞:小野金次郎/作曲:上野静夫(上野耐之)
- 出島の雨(1936)
- 躍進宮城(1936)
- 君と散歩(1936)
- 作詞:高橋掬太郎/作曲:服部良一
コロナレコード
ポリドールレコード
テイチクレコード
- 長江船唄(1938)
- 作詞:野村俊夫/作曲:佐渡暁夫
キングレコード
脚注
- ^ a b c 「レコード音楽技芸家銘鑑 昭和15年版」国立国会図書館デジタルコレクション
固有名詞の分類
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