桜を見る会の招待者名簿の取り扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 00:30 UTC 版)
「公文書等の管理に関する法律」の記事における「桜を見る会の招待者名簿の取り扱い」の解説
詳細は「桜を見る会問題」を参照 内閣総理大臣が主催する公的行事である「桜を見る会」の招待者名簿について、官房長官の菅義偉は2020年1月の一連の記者会見で、2011~2017年度の7年分の招待者名簿の管理・廃棄について、公文書管理法に違反する取り扱いがあったことを認めた。公文書管理法に基づき、保存期間が1年以上の公文書については、名称や保存期間、保存期間が過ぎた後の取り扱いなどを「管理簿」に記載しなければならない。また廃棄した場合は、「廃棄簿」に記載するよう政府のガイドラインは定めている。しかし、招待者名簿は「管理簿」や「廃棄簿」に記載しておらず、廃棄について、公文書管理法が義務づける首相の同意(実務的には内閣府の同意)を得る手続きも取っていなかった。内閣府は2011年〜2017年に文書管理を所管していた人事課長5名を内閣府内規に基づく厳重注意とした。
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