株式先物取引規制
プログラム売買とは、株価の動向に応じて、自動的に売買判断が下される売買システムのことです。本来は、市場が急落した時に保有株式の値下がりリスクを軽減させるために用いられている売買システムですが、相場全体が弱気に転じると、売りが売りを呼んで市場の大暴落につながる恐れが出てきます。1987年のブラック・マンデーは、このプログラム売買を発端に、株価の暴落を招いたと言われています。株式先物取引規制は、こうした事態を防ぐためにとられた措置です。例えば、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)では、S&P500先物に対して、(1)値幅規制、(2)取引停止(値幅制限後1週間経過しても下限値で売り呼値がある場合)――という規制があります。
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