栗塚哲矢の軌跡
作者梶尾真治
収載図書クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ
出版社朝日新聞社
刊行年月2008.2
シリーズ名ソノラマノベルス
栗塚哲矢の軌跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:38 UTC 版)
「クロノス・ジョウンターの伝説」の記事における「栗塚哲矢の軌跡」の解説
P・フレック開発三課に所属する栗塚哲矢は、クロノス・ジョウンターが放出した物質の到着地の誤差を無くす設定をする仕事をしていた。そんな最中、母親の亜貴子が病気で亡くなる。 栗塚は母子家庭で、亜貴子のことを恨んでいた。幼少期から自分を放って小さな飲み屋を切り盛りし、自宅ではいつもしかめっ面で少々のことで栗塚のことを怒っていた。その上、小学校高学年の下校途中に、見知らぬ男と親密な様子であるいているのを目撃してしまったのだ。亜貴子にとって自分が必要ない人間だと思った栗塚は高校から寮で住むようになり、そのまま関係を持たずに暮らしてきた。 仕事が一段落した時、会社に亜貴子の店の出資者である守山がやってくる。亜貴子から預かった栗塚名義の貯金通帳を届けに来たのだ。その際、守山は幾度も亜貴子に求婚したが、栗塚の母親であるために結婚を拒んでいたことを聞かされる。そして、亜貴子が自分に逢いたがっていたことも。そんな最中、野方がクロノス・ジョウンターの実験台の志願者を探している話を耳にする。
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