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栄光のエンブレム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 09:46 UTC 版)

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栄光のエンブレム
Youngblood
監督 ピーター・マークル
脚本 ピーター・マークル
原案 ピーター・マークル
ジョン・ウィットモア
製作 ピーター・バート
パトリック・ウェルズ
ピーター・マークル
製作総指揮 ピーター・グーバー
ジョン・ピーターズ
出演者 ロブ・ロウ
シンシア・ギブ
パトリック・スウェイジ
音楽 ウィリアム・オービット
撮影 マーク・アーウィン
製作会社 グーバー=ピーターズ・カンパニー
ユナイテッド・アーティスツ
配給 MGM/UA Entertainment Co.
UIP
公開 1986年1月31日
1986年6月7日
上映時間 111分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $15,448,384[1]
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栄光のエンブレム』(原題:Youngblood)は、1986年アメリカ映画アイス・ホッケーのプロ選手を目指す青年を描いた青春映画。主演は『アウトサイダー』のロブ・ロウパトリック・スウェイジ

製作

監督は後にテレビシリーズ『CSI:科学捜査班』を監督したピーター・マークルが行った。

製作総指揮は『レインマン』『バットマン』など数多くの作品で組んでいる、ピーター・グーバージョン・ピーターズが行った。

撮影は『プロテクター』『ザ・フライ』で撮影監督を手掛けたマーク・アーウィンが行い、1986年のカナダ撮影監督協会賞(C.S.C.)で、最優秀撮影賞を獲得した[2]

ストーリー

カナダの農場で育ったディーン(ロブ・ロウ)は、アイスホッケーのプロ選手になることを夢みていた。 しかし、彼の父(エリック・ネステレンコ)は兄のケリーが以前、試合中に片目を失明したことがあるため、ディーンがプロを目指すことに反対していた。 ところが、ディーンの才能を見抜いていたケリーは、父に内緒でディーンを"ムスタングス"への入団テストに参加させる。 最終選考には、ディーンとラフプレイが得意のラツキが残り、結果はディーンが合格、ラツキはムスタングのライバルチームに入る。 ディーンはムスタングのエース、サットン(パトリック・スウェイジ)と親友になり切磋琢磨する。 また、監督の娘ジェシー(シンシア・ギブ)と恋に落ちる。

リーグ戦が始まり、ムスタングスは順調に勝ち進んでいく。ところが、ラツキの所属するライバルチームとの対戦で、エースのサットンがラツキのひどいラフプレイを受け、チームは惨敗しサットンは再起不能の大怪我を負う。 監督は「勝たなければ意味がない」と叱咤するが、ディーンはそれに反論し故郷のカナダへ帰ってしまう。

故郷の農場へ戻ると、以前はプロ入りを頑なに反対していた父が、スティックを手に氷上に立つ。 実は父のブレーンは、元NHLのプロ選手であり、ディーンにアイスホッケーは氷上の格闘技であることや、恐怖に勝たなければ試合に勝てない事、そして汚いプレイにも対抗できる秘策を教える。 ディーンは父から授かった秘策を胸に、優勝をかけた最終戦へ出場する。

登場人物

ディーン・ヤングブラッド
演 - ロブ・ロウ
主人公の青年。カナダの農家出身。アイスホッケーのプロを目指し、"ムスタングス"に入団する。熱き闘魂をもった若者だが、清廉すぎる性格から反則やラフプレイに弱い。サットンの負傷試合で挫折し帰郷するが、プロ入りを断固反対していた父の指導を受け、最終戦でリベンジを図る。
デレク・サットン
演 - パトリック・スウェイジ
"ムスタングス"のエース。ディーンの友人でもある。試合中にラツキのラフプレーを受け重症を負う。
ジェシー・チャドウィック
演 - シンシア・ギブ
ディーンの恋人。マレイ監督の娘。"ムスタングス"の雑用などをこなし父を手伝う。
マレイ・チャドウィック
演 - エド・ローター
"ムスタングス"の監督
ブレーン・ヤングブラッド
演 - エリック・ネステレンコ
ディーンの父。元プロホッケー選手。長男ケリーが試合で事故に合い、ディーンのプロ入りに反対するが、挫折して帰郷したディーンに、プロホッケー選手の極意を指南する。
カール・ラツキ
演 - ジョージ・J・フィン
ディーンのライバル。"ムスタングス"入団試験の最終選考をディーンと争うが敗れる。ライバルチームに所属し、悪質なプレイでサットンを負傷させる。
ケリー・ヤングブラッド
演 - ジム・ヤング
ディーンの兄。試合中の事故で片目の視力を失っている。父に内緒でディーンに"ムスタングス"の入団テストを受けさせる。
ヒーバー
演 - キアヌ・リーブス
"ムスタングス"のメンバー。ゴールキーパー。

その他

  • 元プロ選手でディーンの父親役を演じたエリック・ネステレンコは、実際にNHLシカゴ・ブラックホークで長年プレイした元プロホッケー選手である[3]
  • ジェシカ・スティーンは、サットンのガールフレンド役として2週間撮影シーンに加わるが、彼女の登場場面は全てカットされた[3]。なお、ジェシカとキアヌ・リーブスは、同年に公開された映画『リンゼイ・ワグナーのヤング・アゲイン』、『ドリーム・トゥ・ビリーヴ』にて共演している。
  • ゴールキーパーを演じたキアヌ・リーブスは、高校時代のアイスホッケーチームで実際にゴールキーパーをやっており、"The Wall"というニックネームが付けられた[4]

関連商品

脚注

  1. ^ Youngblood(1986)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2015年1月14日閲覧。
  2. ^ Youngblood (1986) Awards”. IMDb. 2015年1月24日閲覧。
  3. ^ a b Youngblood (1986) Trivia”. IMDb. 2015年1月24日閲覧。
  4. ^ Keanu Reeves Biography”. IMDb. 2015年3月11日閲覧。

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