東武鉄道のダイヤ改正
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東武鉄道のダイヤ改正(とうぶてつどうのダイヤかいせい)では、東武鉄道(東武)の鉄道線において実施された歴代のダイヤ改正について東武本線(伊勢崎線、日光線を軸とする路線)・野田線系統と東上線系統とに分けて述べる。
本線・野田線系統のダイヤ改正の変遷
1960年代
1962年5月31日
- 営団日比谷線との相互直通運転開始に伴うダイヤ改正。
1962年9月22日
1963年2月28日
1963年9月21日
- 日光線(板荷~下小代間)を複線化 [3]。
1964年5月31日
- 6000系電車による快速運転を開始 [4]。
1964年8月26日
- 営団日比谷線の全線開通に伴うダイヤ改正。
- 日比谷線直通列車を増発し、朝ラッシュ時の運転間隔が12分間隔から9分間隔に、日中時の運転間隔が15分間隔から12分間隔に、変更された[5]。
1965年6月7日
- 日光線の快速を増発し、上下23本での運行となった[6]。
1965年9月18日
1966年9月1日
1968年7月1日
1969年8月1日
1970年代
1970年11月24日
1973年7月24日
- 日光線の全線複線化に伴うダイヤ改正。
1974年7月23日
- 北千住~竹ノ塚間の複々線化に伴うダイヤ改正。
1976年7月20日
1977年8月2日
- 初の冷房車(8000系)が導入された [15]。
1978年11月14日
- 野田線(初石~柏間)が複線化 [15]。
1979年10月31日
- 野田線で一部の列車を6両編成化 [16]。
1980年代
1980年8月5日
- 本線系統でのダイヤ改正[17]。
1981年3月16日
1982年7月27日
- 一部の列車を8両編成化 [20]。
1983年7月21日
- 野田線(新柏~増尾間)の複線化と新柏駅の新設 [21]。
1984年8月21日
- 東武動物公園以北の運転速度アップ[22]。
1984年11月27日
- 野田線でのダイヤ改正
- 輸送力の増強と一部の最終列車の繰り下げ[22]。
1985年9月1日
1985年11月19日
- 野田線でのダイヤ改正。
1986年8月26日
1986年10月9日
1987年7月21日
1987年12月1日
- 伊勢崎線高架複々線化工事の進捗に伴うダイヤ改正[26]。
1988年8月9日
- 竹ノ塚~草加間の高架複々線化完成に伴うダイヤ改正。
- 日光線の上り準急4本を10両編成化[27]。
- 上りの準急1本増発し、午前ラッシュ時に竹ノ塚~浅草間の上りの普通列車4本を草加に延長 [28]。
- 準急の運転間隔を15分間隔から10分間隔に変更[28]。
- 浅草~宇都宮間の急行「しもつけ」の新設 [29]。
1989年4月21日
- 野田線でのダイヤ改正。
- 六実~新鎌ヶ谷信号所間を複線化 [30]。
1989年11月28日
1990年代
1990年9月25日
1989年12月19日
- 野田線でのダイヤ改正[31]。
1991年7月21日
1991年11月26日
- 新柏~柏間の複線化に伴う野田線でのダイヤ改正。
- 朝ラッシュ時において、6本から9本に増発[33]。
- 3000系電車から5000系電車・8000系電車に置き換え、輸送力を増強[34]。
- 昼間時において、毎時4本での運転から毎時6本での運転に増発[34]。
1991年12月9日
- 深夜時における準急2本増発と普通2本の運転区間の延長により、最終列車を繰り下げた[34]。
1992年9月21日
- 伊勢崎線で利根川新橋梁完成により、羽生~川俣間の複線化に伴うダイヤ改正。
1992年12月1日
- 野田線でのダイヤ改正。
- 大型冷房車の導入[36]。
1994年8月2日
- 本線系統でのダイヤ改正[37]。
1995年8月2日
- 野田線でのダイヤ改正[38]。
1997年3月25日
- 北千住駅の大改良工事完成と草加~越谷間の複々線化完成に伴うダイヤ改正。
- 下りの特急と急行が全て北千住に停車[39]。
- 朝ラッシュ時に北千住~越谷間の所要時間で、準急は25分から19分に短縮し、普通は32分から29分に短縮[39]。
- 準急が新越谷に停車[39]。
- 区間準急を新設[40]。
1999年3月16日
2000年代
2001年3月28日
- 伊勢崎線(越谷~北越谷間)の複々線化完成に伴うダイヤ改正。
2003年3月19日
- 営団地下鉄半蔵門線との相互直通運転開始に伴うダイヤ改正。
2005年3月1日
- 野岩鉄道・会津鉄道直通の快速「AIZUマウントエクスプレス」を運行開始[44]。
2006年3月18日
- JR東日本との相互直通運転による特急「日光」、「きぬがわ」の運転開始[44]。
- 東京メトロ半蔵門線直通列車の運転区間を伊勢崎線の久喜までに拡大[44]。
- 残りの本線系統の有料急行を特急に昇格させる形で全廃された[44]。
- 東武伊勢崎線(太田~伊勢崎間)、佐野線、桐生線でワンマン運転開始[44]。
2009年6月6日
- 早朝・夜間における特急の増発。
- 特急「りょうもう」の一部が久喜に停車。
- 朝ラッシュ時において、日比谷線直通列車、半蔵門線直通列車の増発。
2010年代
2012年3月17日
- 業平橋駅をとうきょうスカイツリー駅に改称し、一部の特急が当駅に停車[45]。
- 伊勢崎線(浅草・押上~東武動物公園間)の路線愛称名を「東武スカイツリーライン」とした[45]。
2013年3月16日
2016年3月26日
- 野田線(春日部~大宮間)で急行運転開始[47]。
2017年4月21日
- 500系電車「リバティ」が特急に導入され、野岩鉄道・会津鉄道にも乗り入れた[48]。
- 特急「スカイツリーライナー」、「アーバンパークライナー」を新設[48]。
- 特急「りょうもう」のすべての列車が久喜に停車[48]。
- 全ての特急がとうきょうスカイツリーに停車[48]。
- 浅草発着の日光線・鬼怒川線直通の快速・区間快速を廃止し、南栗橋~東武日光・新藤原間の急行・区間急行を新設した[48]。
2020年代
2020年3月14日
- 野田線でダイヤ改正を実施。
- 野田線全線で急行運転開始[47]。
2020年6月6日
2021年3月13日
2022年3月12日
2023年3月18日
- 特急の一部が南栗橋に停車[49]。
2024年3月16日
2025年3月15日
- 特急の一部が新高徳に停車[58]。
東上線系統のダイヤ改正の変遷
1960年代
1962年12月9日
1965年5月17日
1967年9月11日
- 高坂~東松山間の複線化に伴うダイヤ改正。
- 新造車を投入し、乗車効率を平均化 [60]。
1968年10月21日
- 8両編成の列車を増発[7]。
1970年代
1971年3月1日
1972年12月26日
- 川越電機乗務区、川越検車区を廃止し、坂戸電機乗務区、坂戸検車区を設置[63]。
1973年10月29日
- 越生線でダイヤ改正[64]。
1974年8月6日
- 朝霞台駅の開業に伴うダイヤ改正。
- 急行の増発 [65]。
1977年10月21日
- みずほ台駅の開業と鶴ヶ島~坂戸間の複線化に伴うダイヤ改正。
1979年11月8日
- 柳瀬川駅の開業に伴うダイヤ改正。
1980年代
1981年11月24日
- 一部の普通を10両編成化 [20]。
1983年8月22日
- 朝ラッシュ時の輸送力の増強 [67]。
1985年10月22日
- 朝ラッシュ時の輸送力の増強 [67]。
1987年8月25日
- 営団有楽町線との直通運転開始と東上線(和光市~志木間)の複々線化完成に伴うダイヤ改正。
- 直通の普通列車が朝ラッシュ時に1時間に5本、昼間時と休日時に1時間に4本で運行し、10両編成での運行とした [68]。
- 直通の普通列車が朝ラッシュ時に1時間に5本、昼間時と休日時に1時間に4本で運行し、10両編成での運行とした [68]。
- 朝ラッシュ時に上りの通勤急行を7本新設[68]。
- 夕ラッシュ時の急行が8本に増強し、19時以降も毎時2本から3~4本での運行となった [68]。
- 越生線の一部で複線化が完成したことにより、朝ラッシュ時には、1時間に5本から6本に、昼間時には、3本から4本に増発された [69]。
1989年10月24日
1990年代
1991年12月9日
- 深夜0時台に池袋発の準急2本、普通1本を新設し、最終列車を繰り下げた [34]。
- 朝ラッシュ時において、通勤急行、普通、有楽町線直通列車を各1本増発し、8両編成の普通1本を10両編成化した [34]。
- 17時~22時台において、急行と準急を合わせて、6本増発 [34]。
- 土曜ダイヤを導入 [32]。
1993年11月15日
- ふじみ野駅に伴うダイヤ改正。
1994年12月7日
- 有楽町線新線池袋に乗り入れ開始 [38]。
1998年3月26日
- 急行が朝霞台に停車[71]。
2000年代
2002年3月26日
- 森林公園~武蔵嵐山間の複線化に伴うダイヤ改正。
- つきのわ駅を新設。
2005年3月17日
- 小川町~寄居間でワンマン運行開始[44]。
2008年6月14日
- 東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に伴うダイヤ改正。
2010年代
2011年3月5日
- 平日の夕方ラッシュ時において、TJライナーを増発。
- 昼間時において、急行の運転間隔を12分間隔俊、準急の運転間を20分間隔とした。
2013年3月16日
- 東京メトロ副都心線を介して、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転開始[46]。
2016年3月26日
2019年3月16日
2020年代
2021年3月13日
2023年3月18日
2025年3月15日
- 朝ラッシュ時に、志木発池袋行きの普通1本が川越市発池袋行きの準急に変更[75]。
- 夕夜間ラッシュ時に、池袋行きの準急を平日時に2本、土曜休日時に1本新設[76]。
- 日中時に、準急2本を急行に変更し、急行の運転間隔を10分間隔での運行となった[77]。
- 土曜休日の早朝時に湘南台行きの副都心線直通の急行を快速急行に変更[78]。
脚注
- ^ a b c 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、378頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、664頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、380頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、382頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、689頁。
- ^ a b c 東武鉄道 百年史 1997, p. 715.
- ^ a b 東武鉄道 百年史 1997, p. 716.
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、388頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、738頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、392頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、789頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、827頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、828頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、402頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、404頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、406頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、408頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、880頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、881頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、410頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、412頁。
- ^ a b c d e f 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、416頁。
- ^ a b c 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、921頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、928頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、420頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、422頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、986頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、987頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、988頁。
- ^ a b c 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、426頁。
- ^ a b c 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、430頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、432頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、1011頁。
- ^ a b c d e f 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、1012頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、1025頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、440頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、440頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、442頁。
- ^ a b c 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、1077頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、1078頁。
- ^ a b “東武鉄道125周年誌 [資料編 p163]”. 東武鉄道 (2005年9月13日). 2025年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月28日閲覧。
- ^ a b “東武鉄道125周年誌[資料編]”. 東武鉄道. p. 164 (2005年1月25日). 2025年5月5日閲覧。
- ^ a b “東武鉄道125周年誌[資料編]”. 東武鉄道. p. 165 (2005年9月13日). 2025年4月28日閲覧。
- ^ a b c d e f “東武鉄道125周年誌[資料編]”. 東武鉄道. p. 166 (2025年1月25日). 2025年5月5日閲覧。
- ^ a b “東武鉄道125周年誌 [資料編 p169]”. 東武鉄道 (2025年1月25日). 2025年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月5日閲覧。
- ^ a b c d e “東武鉄道125周年誌 [資料編 p170]”. 東武鉄道 (2025年1月25日). 2025年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月5日閲覧。
- ^ a b c “東武鉄道125周年誌 [資料編 p171]”. 東武鉄道 (2025年1月25日). 2025年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月5日閲覧。
- ^ a b c d e “東武鉄道125周年誌 [資料編 p172]”. 東武鉄道 (2025年1月25日). 2025年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月5日閲覧。
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- ^ 2021年3月13日(土)にダイヤ改正を実施します
- ^ 2021年3月13日(土)にダイヤ改正を実施します
- ^ 2022年3月12日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2022年3月12日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2024年3月16日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2024年3月16日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2024年3月16日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2024年3月16日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2025年3月15日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ a b c d 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、676頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、715頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、782頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、783頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年、396頁。
- ^ 東武鉄道 百年史 1997, p. 396.
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、830頁。
- ^ a b c d e 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、857頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、939頁。
- ^ a b c d 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、940頁。
- ^ 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、942頁。
- ^ a b 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年、1050頁。
- ^ 1998年 2月5日 朝日新聞 朝刊 埼玉
- ^ a b “東武鉄道125周年誌 [資料編 p167]”. 東武鉄道 (2025年1月25日). 2025年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月5日閲覧。
- ^ 2021年3月13日(土)にダイヤ改正を実施します
- ^ 2021年3月13日(土)にダイヤ改正を実施します
- ^ 2025年3月15日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2025年3月15日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2025年3月15日(土)ダイヤ改正を実施します
- ^ 2025年3月15日(土)ダイヤ改正を実施します
参考文献
- 東武鉄道『東武鉄道 百年史』1997年。
- 東武鉄道『東武鉄道 百年史[資料編]』1997年。
関連項目
- 東武鉄道のダイヤ改正のページへのリンク