杉野沢発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:19 UTC 版)
位置 : 北緯36度51分13.6秒 東経138度11分4.2秒 / 北緯36.853778度 東経138.184500度 / 36.853778; 138.184500 (杉野沢発電所) 関川水系で2番目の発電所は杉野沢発電所(出力5,400 kW)である。高沢発電所から関川を約4キロメートル下った位置にある。高沢発電所とは異なって新潟県側(関川北岸)にあり、当初計画での建設地である中頸城郡杉野沢村(現・妙高市杉野沢)にちなんで杉野沢発電所と称するが、地質上の都合から設計変更されて実際には中頸城郡名香山村大字関川(現・妙高市関川)に建設されている。杉野沢発電所よりも下流側の発電所は中央電気(新潟県)に所属しており、信濃電気が持つ関川水系発電所の中では最下流に位置するといえる。 杉野沢発電所は1919年(大正8年)4月に竣工した。水車は電業社製のフランシス水車2台、発電機は芝浦製3,000 kVA発電機2台を備える。発電所出力は当初から5,400 kW。送電線は柏原変電所とを結ぶ路線と高沢発電所への連絡線の2路線が接続する。
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