杉本良夫とマオアによる日本人論の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 03:33 UTC 版)
「日本人論」の記事における「杉本良夫とマオアによる日本人論の特徴」の解説
1982年、杉本良夫とロス・マオアは、日本人論の多くは以下の3つの根本的主張を共有していると指摘している: 個人心理のレベルでは、日本人は自我の形成が弱い。独立した「個」が確立していない。 人間関係のレベルでは、日本人は集団志向的である。自らの属する集団に自発的に献身する「グルーピズム」が、日本人同士のつながり方を特徴づける。 社会全体のレベルでは、コンセンサス・調和・統合といった原理が貫通している。だから社会内の安定度・団結度はきわめて高い。
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