本郷谷健次とは? わかりやすく解説

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本郷谷健次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/24 09:07 UTC 版)

本郷谷 健次
ほんごうや けんじ
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1948-08-29) 1948年8月29日(76歳)
出生地 日本 愛知県愛知郡鳴海町
(現・名古屋市緑区鳴海町)
出身校 東京大学経済学部
所属政党 無所属
公式サイト 本郷谷けんじ 公式ウェブサイト

当選回数 4回
在任期間 2010年7月3日 - 2025年6月2日

当選回数 1回
在任期間 2006年11月27日 - 2010年6月6日[1]
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本郷谷 健次(ほんごうや けんじ、1948年昭和23年)8月29日[2] - )は、日本政治家千葉県松戸市長(4期)、松戸市議会議員(1期)を務めた。

来歴

愛知県愛知郡鳴海町(現・名古屋市緑区鳴海町)生まれ。愛知学芸大学附属岡崎中学校(現・愛知教育大学附属岡崎中学校)、愛知県立旭丘高等学校東京大学経済学部卒業。新日本製鐵に就職[3]

50歳のときに新日本製鐵を退職。会計学の勉強を開始し、みすず監査法人で公会計を担当した。また、中央青山監査法人で、行政コンサルタントとして行財政改革に携った[1]

2006年(平成18年)6月18日に行われた松戸市長選挙に立候補。現職の川井敏久、前市議の中田京、昭和史研究家の林千勝ら計4人の戦いとなったこの年の選挙では次点で落選[4]

同年11月の松戸市議会議員選挙に立候補し初当選[5]

2010年(平成22年)6月13日に行われた松戸市長選挙に民主党の推薦を得て再挑戦。現職の川井敏久ら4候補を破り初当選した[6]

2014年(平成26年)の市長選で、元職の川井敏久ら3候補を破り再選[7]

2018年(平成30年)の市長選で、元職の川井敏久の次男で元県議の川井友則[8]ら3候補を破り、3選。

2022年(令和4年)6月5日投開票の市長選では、千葉県内の首長選挙では過去最多となる9人による選挙戦となったが元市議の山中啓之ら8候補を破り4選を果たした[9]

2025年(令和7年)4月18日、市議会に同年6月2日をもって退職する旨の願を提出。2023年(令和6年)に膵臓の手術を受けており、「手術以降、日常的なケアが必要になり、市長の仕事を続けることが難しくなった」と説明した[10][11][12]

市政

  • 2020年(令和2年)10月30日、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を同年11月1日に導入すると発表した[13]
  • 2023年5月、市役所移転のための国有地取得のための補正予算案が、臨時市議会で賛成少数(公明党などが賛成、自民系、野党系が反対)で否決。市長に対して議会軽視ではないかとの声もあがる[14]

脚注

  1. ^ a b プロフィール│本郷谷けんじ公式Webサイト | 千葉県松戸市長 ~松戸市民のそこ力 さらなる上昇へ~”. 本郷谷けんじ公式Webサイト | 千葉県松戸市長 ~松戸市民のそこ力 さらなる上昇へ~. 2025年4月17日閲覧。
  2. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、129頁。
  3. ^ 市長のプロフィール”. www.city.matsudo.chiba.jp. 2025年4月17日閲覧。
  4. ^ 松戸市長選挙 - 2006年06月18日投票 | 千葉県松戸市”. 選挙ドットコム. 2025年4月17日閲覧。
  5. ^ 松戸市議会議員選挙 - 2006年11月19日投票 | 千葉県松戸市”. 選挙ドットコム. 2025年4月17日閲覧。
  6. ^ “千葉・松戸市議選で民主惨敗 国政の余波、現職4人全滅”. 朝日新聞. (2010年11月22日). http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201011220137.html 2020年11月2日閲覧。 
  7. ^ 松戸市長選挙 - 2014年06月15日投票 | 千葉県松戸市”. 選挙ドットコム. 2025年4月17日閲覧。
  8. ^ “松戸市長選 川井氏出馬へ /千葉”. 毎日新聞. (2018年5月26日). https://mainichi.jp/articles/20180526/ddl/k12/010/085000c 2020年11月2日閲覧。 
  9. ^ 【速報】松戸市長選 本郷谷氏が4選 千葉県内最多9人の混戦制す 投票率は37・14%”. www.chibanippo.co.jp. 2022年6月6日閲覧。
  10. ^ チバテレ+プラス (2025年4月16日). “【独自】千葉県松戸市の本郷谷市長が辞職の意向 近く市議会に退職願を提出へ | チバテレ+プラス”. チバテレ+プラス. 2025年4月17日閲覧。
  11. ^ 千葉・松戸市長、任期途中で辞職へ 「肉体的、精神的に限界」”. 毎日新聞. 2025年4月17日閲覧。
  12. ^ 本郷谷市長の退任について”. 松戸市総合政策部秘書課 (2025年4月18日). 2025年5月4日閲覧。
  13. ^ “千葉県松戸市が同性パートナーシップ証明制度を導入、記念イベントも開催されます”. OUT JAPAN. (2020年10月31日). https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/news/2020/10/47.html 2020年11月2日閲覧。 
  14. ^ 国有地購入の議案を松戸市議会が否決 市庁舎建て替えで:朝日新聞”. 朝日新聞 (2023年5月27日). 2025年4月17日閲覧。





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