木津巻き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 15:46 UTC 版)
干瓢巻きは、主に関西で「木津巻き」とも呼ばれる。その由来については、以下のような複数の説がある。 摂津国木津に由来するとする説摂津国木津が日本における干瓢生産の発祥地であるためとする説。 山城国で生産され木津川を下って摂津国木津まで運ばれた干瓢が、ブランド品として「木津カンピョウ」の名称で流通したため、干瓢自体も木津と呼ぶようになったとする説。この説では、干瓢巻きもここで生まれたとされる。 近江国木津に由来するとする説1712年(正徳2年)に、近江国水口藩から下野国壬生藩に国替えになった鳥居忠英が、水口で盛んであった干瓢生産を壬生でも奨励し、干瓢を、水口での主産地であった木津の名で呼んだとする説。なお、2016年(平成28年)現在、日本における干瓢の生産量の93%を、壬生を含む栃木県が占めている。
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