木村多伎子
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木村 多伎子(きむら たきこ、1927年 - 2025年8月4日)は、日本の版画家。北海道旭川市生まれ[1]、足寄町出身[2]。国画会会員、北海道美術協会会員、北海道版画協会会員。
経歴
札幌市立高等女学校(現北海道札幌東高等学校)時代、全道学生展で最優秀賞を受賞[3]。女学校卒業後中国に渡り、敗戦後に帰国。結婚して岩見沢市に移り住み、1964年から版画制作を始める。1965年に道展初入選。1978年に道展会員、1996年国画会会員。作品は木版がメインである。初期は白黒の1色刷りだったが、後に多色刷りが中心となった。度々海外への取材旅行を行っており、題材もそれら外国を題材としたものが多い。1985年から1997年には北海道教育大学で講師として後進の指導にも当たった。
2025年8月4日、高血糖高浸透圧症候群のため死去。97歳没[2]。
作品
- 「はなに埋もれて」 木版画
- 「ななかまど(冬)」 木版画
受賞
脚注
- ^ 2007年版現代日本の美術ONLINE
- ^ a b “木村多伎子さん死去 97歳 版画家:北海道新聞デジタル”. 北海道新聞デジタル (2025年8月5日). 2025年8月5日閲覧。
- ^ 北海道新聞南空知版 2008年5月23日朝刊
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