木下(このした)・南鐐(なんりょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 03:39 UTC 版)
「名馬一覧」の記事における「木下(このした)・南鐐(なんりょう)」の解説
木の下は源頼政の嫡男、源仲綱の愛馬。南鐐は平清盛の三男、平宗盛の愛馬。1180年(治承4年)、宗盛は仲綱に木の下を貸すよう頼んだが、仲綱は一度はこれを断った。これが宗盛の不興を買い、宗盛は木の下に「仲綱」の焼印を押して辱めた。そののち仲綱の家来の渡辺競が宗盛の愛馬南鐐を奪い、たてがみと尾を剃り落として尻には「平宗盛入道」の焼印を押して仕返しをした。この事件が後の源頼政の挙兵の引き金となったとされる。
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