木の葉の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 17:08 UTC 版)
木の葉 主人公。12歳の少女であり、家事を一通り覚えたため祖父の手伝いになるかみ長屋へ引っ越す。手習いは修了し、三味線と浄瑠璃の稽古を受けているが、祖父や燕からは音痴と評されている。弟と妹の他に、母親の病の影響で死産となったもう一人の兄弟がいる。第3巻で一州に恋心を抱いていることを自覚する。また、戯作を創作する趣味があり、最終話では羽墨による戯作者の募集を受けて筆を執る。 藤次 木の葉の祖父にして長屋の大家。50歳前後。妻を亡くしたことで気が滅入ってしまい、脚を負傷したという知らせを受けた娘から孫娘木の葉が送られ、共に過ごすことになる。妻が亡くなって木の葉が訪れるまでは手を引いていたが、菊を育ており、品評会にも長年出品している。 花圃 木の葉の母。病を患っていたが回復し、饒舌になって長屋に顔を覗かせる。幼少期には長屋で暮らしていた。
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