朝鮮語学会1940年式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 18:15 UTC 版)
「朝鮮語のローマ字表記法」の記事における「朝鮮語学会1940年式」の解説
朝鮮人による最初の体系的なラテン文字表記法は、朝鮮語学会(現・ハングル学会)が1940年(昭和15年)に作成した「朝鮮語音羅馬字表記法」である。これは同年制定の「外来語表記法統一案」の付録として定められたものであり、M-R式と同じく母音において「ŏ」のような補助記号が用いられている。原則的に発音を写す転写法であるため、音韻変化を起こす場合は変化後の音を表記するのだが(例えば濃音化:신다 sindda [ɕintʼa] 「履く」)、一部は変化前の音で表記する(例えば鼻音化:밭만 badman [panman] 「畑だけ」)。
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