有機チオリン酸化合物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 21:48 UTC 版)
有機チオリン酸化合物は有機リン化合物の一部であり、構造は無機チオリン酸化合物と同様である。一般式(RO)3-xRxPSで表され、ROの部分をRSで置換したものも含まれる。殺虫剤や医薬品、潤滑油添加剤として利用されているものも多い。 有機チオリン酸化合物 ジアルキルチオリン酸鉛(潤滑油添加剤) アンチセンス医薬に利用されるチオリン酸化合物 アミホスチン(英語版)(がんの化学療法に用いられる) クロルピリホス(殺虫剤) マラチオン(殺虫剤) オリゴヌクレオチドホスホロチオエート(OPS)はオリゴヌクレオチドのリン酸部分の酸素を硫黄に置換したものである。アンチセンス医薬の基礎となっており、ホミビルセン(英語版)(Fomivirsen, 商品名:Vitravene)、オブリメルセン(英語版)(Oblimersen)、アリカホルセン(英語版)(Alicaforsen)、ミポメルセン(英語版)(Mipomersen, 商品名:Kynamro)など様々な医薬が開発されている。
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