月岡シネマとは? わかりやすく解説

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月岡シネマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/17 05:45 UTC 版)

月岡シネマ
Tsukioka Cinema
情報
通称 大曲月岡シネマ
正式名称 月岡シネマ
旧名称 大曲映画劇場、日本劇場、大曲東映劇場
完成 1946年
開館 1946年
閉館 2006年10月9日
最終公演 ゲド戦記(シネマ1)
日本沈没(シネマ2)
収容人員 (2スクリーン)500人
設備 DOLBY STEREO
用途 映画上映
運営 合資会社月岡映画劇場
所在地 014-0027
秋田県大仙市大曲通町3-13
アクセス JR大曲駅西口より徒歩2分
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月岡シネマ(つきおかシネマ)は、かつて秋田県大仙市(旧:大曲市)にあった映画館大曲月岡シネマとも呼ばれた。1946年(昭和21年)開館、2006年(平成18年)10月9日閉館。

データ

  • 所在地:秋田県大仙市大曲通町3-13
  • 運営:合資会社月岡映画劇場
  • 座席数
    シネマ1:150席
    シネマ2:350席

歴史

1946年(昭和21年)、仙北郡大曲町で築地武四郎が「大曲映画劇場」を開設したのが始まりで、翌1947年(昭和22年)12月、館名を月岡映画劇場に改称。後に「日本劇場」「大曲東映劇場」を増設し3スクリーン体制となった[1]

1990年代に入って以降も『金田一少年の事件簿[2]もののけ姫』『ホーホケキョ となりの山田くん[3]千と千尋の神隠し』『イノセンス[4]スチームボーイ[5]などのアニメ映画から、『釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?[6]などの実写映画まで数多く上映してきたが、2001年(平成13年)にイオン秋田・TOHOシネタウン(現:TOHOシネマズ秋田)がオープンしてから徐々に陰りが見え始め、最終的に2006年(平成18年)10月9日、『ゲド戦記』と『日本沈没』の上映を最後に閉館し60年の歴史に幕を閉じた[1]。大曲市が近隣6町村と合併し大仙市となってから1年7か月後のことであった。

閉館から約1年半後の2008年(平成20年)3月3日、同館跡地にビジネスホテル「ホテルルートイン大曲駅前」がオープン[7]。同年10月11日、イオンモール大曲内にシネマコンプレックスイオンシネマ大曲」がオープンし、2年ぶりに大仙市内に映画の灯がともった。2018年(平成30年)4月現在、秋田県内にはイオンシネマ大曲(5スクリーン)の他、秋田市のTOHOシネマズ秋田(8スクリーン)、ルミエール秋田(5スクリーン)、能代市イオンファミリーシアター能代の5サイト・21スクリーンの映画館が営業している。

脚注

  1. ^ a b 大仙の月岡シネマ来月閉館 秋田県南唯一の常設館”. ジブリをいっぱい. 読売新聞社 (2006年9月20日). 2013年12月22日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 上映館一覧(関東・東北地区)”. 金田一少年の事件簿. 東映アニメーション. 2013年12月22日閲覧。
  3. ^ 制作日誌 1999年5月”. ホーホケキョ となりの山田くん. スタジオジブリ (1999年5月17日). 2013年12月22日閲覧。
  4. ^ 上映館情報”. イノセンス. Production I.G. 2013年12月22日閲覧。
  5. ^ 「スチームタイムズ」配布劇場一覧”. 「STEAMBOY」公式サイト. 2013年12月22日閲覧。
  6. ^ 映画「釣りバカ日誌15」の秋田市ロケレポート”. 秋田市 (2004年12月8日). 2013年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月22日閲覧。
  7. ^ ホテルルートイン大曲駅前”. 秋田市のポータルサイト「秋田小町」 (2012年7月18日). 2013年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月22日閲覧。



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