更新世(洪積世)の人類化石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 00:42 UTC 版)
「日本列島の旧石器時代」の記事における「更新世(洪積世)の人類化石」の解説
日本列島は火山列島とも呼ばれるように火山活動が活発であり、更新世の火山噴火による火山灰が瀬戸内、近畿地方を除く日本列島の大部分に降り注いだため、骨を分解する酸性土壌の占める地域が多く、旧石器時代の遺跡に人骨・獣骨化石が残る例がほとんどない。こうした中でもこれまで更新世人類化石として知られていた例も多かった。しかし、C14年代測定法や再検討の結果、それらの多くが更新世人類化石の地位を失い、静岡県の浜北人と沖縄県の港川人等の数例が更新世人類とされている。
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