暗号化の方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/29 04:55 UTC 版)
暗号化の方式は三種類存在する。 BISS-0 このモードでは暗号化はされない。ノンスクランブル。 BISS-1 送信者と受信者によって事前に取り決められたセッションキーによって暗号化される。このキーは、エンコーダーとデコーダー共に入力する必要があり、暗号化されたTV信号を形成する。BISSキーをサポートし、正しいキーを入力した任意のデコーダーは、信号を復号することが出来る。 BISS-E (E は暗号化の意) デコーダーには、事前に権利者によって一つの暗号鍵が入力されており、ユーザーには知られていない。ユーザーは送信者から送られてくるセッションキーを受信機に入力する。このセッションキーは、デコーダー内部で事前に入力された暗号鍵と合わせて計算され、信号を復号する。暗号鍵の受け渡しにおける秘匿化を目的とした運用形態であり、スクランブルの暗号強度はBISS-1と同等である。
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