旧釜石鉱山事務所とは? わかりやすく解説

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旧釜石鉱山事務所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 07:09 UTC 版)

旧釜石鉱山事務所

外観 (2017年10月)
情報
用途 資料館
旧用途 鉱山事務所
建築主 釜石鉱山
建築面積 735 m²
延床面積 1,408 m²
階数 2階
竣工 1951年
所在地 岩手県釜石市甲子町第1地割90-2
座標 北緯39度17分10.0秒 東経141度42分53.3秒 / 北緯39.286111度 東経141.714806度 / 39.286111; 141.714806 (旧釜石鉱山事務所)座標: 北緯39度17分10.0秒 東経141度42分53.3秒 / 北緯39.286111度 東経141.714806度 / 39.286111; 141.714806 (旧釜石鉱山事務所)
文化財 国の登録有形文化財
指定・登録等日 2013年6月21日
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旧釜石鉱山事務所(きゅうかまいしこうざんじむしょ)は、岩手県釜石市に所在する資料館である。

概要

釜石鉱山株式会社が1951年昭和26年)に建築し、1954年増築。2008年平成20年)まで総合事務所として使用されていたが、移転に伴い市に譲渡され、日鉄鉱業株式会社所有の釜石鉱山に関する資料も寄託された。翌年から一般公開されたが、東北地方太平洋沖地震によって壁の一部が壊れたことにより休館していた。その後改修工事が進められ、2016年6月30日に再開した[1]。1階は昭和30年代の事務所を再現。2階は採取された鉱石、歴史資料、分析道具、電話、電話交換機等が展示されている[2]2013年6月21日、国の登録有形文化財として登録された[3]

建築

鉄筋コンクリート2階建て、建築面積735平方メートル、延床面積1,408平方メートル。平滑な外壁に欄間付の上下窓が規則正しく並び、北東隅の玄関と外壁上端に廻らせたがアクセントとなっており、西端に倉庫等を増築。端正なモダニズム建築である[2]

利用情報

  • 入館料 – 大人300円、小中学生100円
  • 開館時間 - 午前9時30分から午後4時30分まで
  • 休館日 – 火・水曜日、12月9日から3月31日まで

交通アクセス

周辺

紅葉時の釜石鉱山跡(2017年10月)
  • 仙人峠 (岩手県) - 紅葉の名所として知られ、同地を起終点にかまいし仙人峠マラソンが行われている[4]

関連項目

脚注

出典

  1. ^ “旧釜石鉱山事務所リニューアル、近代製鉄発祥の聖地「橋野」と併せ広く発信〜一般公開再開 7月中は無料”. 釜石復興新聞. (2016年7月6日). https://en-trance.jp/news/kamaishishinbun/8954.html 2018年11月10日閲覧。 
  2. ^ a b 旧釜石鉱山事務所”. 釜石市. 2018年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
  3. ^ 文化遺産オンライン
  4. ^ 第9回かまいし仙人峠マラソン大会”. 釜石市. 2018年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。



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