旧制度との比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 15:01 UTC 版)
旧憲法下の陸軍大臣と海軍大臣は就任資格が現役の武官(軍人)に限定され(軍部大臣現役武官制)、軍の作戦行動に関する指揮権を持たず、軍政のみを管掌した(これを「ドイツ型軍部大臣」という)。これに対して、現行制度においては軍政と軍令が分離されず、防衛大臣は、現行憲法第66条の規定により、文民統制の観点から文民が任命され、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣の隷下で軍政に相当する防衛行政だけでなく、自衛隊の作戦行動に関する指揮監督をも行う(これを「フランス型軍部大臣」という)。
※この「旧制度との比較」の解説は、「防衛大臣」の解説の一部です。
「旧制度との比較」を含む「防衛大臣」の記事については、「防衛大臣」の概要を参照ください。
- 旧制度との比較のページへのリンク