日本赤軍の関与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 07:47 UTC 版)
「三井物産マニラ支店長誘拐事件」の記事における「日本赤軍の関与」の解説
その後1991年に逮捕された犯人達は、「日本赤軍の協力があった」旨の供述をしている。主にフィリピン国外で行われたとみられる身代金の受け取りに協力したと考えられているが、詳細は不明である。 読売新聞が「三井物産マニラ支店長誘拐事件の際に犯人側に渡された身代金と日本赤軍幹部の丸岡修の所持していた紙幣の番号が一致した」などと報じられた際に、丸岡は読売新聞に名誉毀損で民事訴訟に起こす。第一審の東京地裁では証拠不十分として読売新聞社に損害賠償支払いを命じる判決が出たが、控訴審の東京高裁では新聞記事が真実として丸岡の名誉毀損による請求を退け、最高裁は上告を退けて、丸岡の敗訴が確定した。
※この「日本赤軍の関与」の解説は、「三井物産マニラ支店長誘拐事件」の解説の一部です。
「日本赤軍の関与」を含む「三井物産マニラ支店長誘拐事件」の記事については、「三井物産マニラ支店長誘拐事件」の概要を参照ください。
- 日本赤軍の関与のページへのリンク