日本における血漿での利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 01:26 UTC 版)
「チメロサール」の記事における「日本における血漿での利用」の解説
1960年代まで、日本赤十字社が製造していた血漿(液状)は、防腐剤にチメロサールが使用されていた。1970年2月、1か月間にわたり約8000ccの血漿を点滴していた難病患者が有機水銀中毒を発症して死亡する事例が発生。血漿に含まれる水銀の量は1万分の1と微量であり一般患者には問題のない量とされたが、当年度にチメロサールを使用した血漿は回収が行われて市場から姿を消した。
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