新谷敬三郎
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新谷 敬三郎(あらや けいざぶろう、1922年3月20日 - 1995年11月6日[1])は、日本のロシア文学者、早稲田大学名誉教授。
略歴
北海道小樽市出身[1]。 1949年早稲田大学文学部露文科卒。1960年早稲田大学助教授、1965年教授、1992年定年、名誉教授。 ドストエフスキーが専門で、バフチンのドストエフスキー論を訳した。
著書
翻訳
- 『日本のとりことなって』(フラエルマン, ザイキン、実業之日本社、少年少女世界の本) 1958
- 『ロシア共産主義の歴史と意味』(ベルジヤーエフ、田中西二郎共訳、白水社、ベルジヤーエフ著作集7) 1960
- 『ドストエフスキイ論 創造方法の諸問題』(ミハイル・バフチン、冬樹社) 1968
- 『ロシア・フォルマリズム論集 詩的言語の分析』(磯谷孝共編訳、現代思潮社、ロシア群書) 1971
- 『ソビエト文学史』(アラン・プレシャック、松本真一郎共訳、白水社、文庫クセジュ) 1981
- 『ミハイル・バフチン著作集 ことば対話テキスト』(ミハイル・バフチ、佐々木寛, 伊東一郎共訳、新時代社) 1988
記念論文集
- 『交錯する言語 新谷敬三郎教授古稀記念論文集』(名著普及会) 1992
脚注
参考
- 『『白痴』を読む』著者紹介
- 新谷敬三郎のページへのリンク