新谷敬三郎とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 新谷敬三郎の意味・解説 

新谷敬三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 06:06 UTC 版)

新谷 敬三郎(あらや けいざぶろう、1922年3月20日 - 1995年11月6日[1])は、日本のロシア文学者、早稲田大学名誉教授

略歴

北海道小樽市出身[1]。 1949年早稲田大学文学部露文科卒。1960年早稲田大学助教授、1965年教授、1992年定年、名誉教授。 ドストエフスキーが専門で、バフチンのドストエフスキー論を訳した。

1995年11月6日、胃癌のため死去[1]

著書

  • 『ドストエフスキイの方法』(海燕書房) 1974
  • 『ドストエフスキイと日本文学』(海燕書房) 1976
  • 『『白痴』を読む』(白水社、白水叢書) 1979

翻訳

  • 『日本のとりことなって』(フラエルマン, ザイキン、実業之日本社、少年少女世界の本) 1958
  • 『ロシア共産主義の歴史と意味』(ベルジヤーエフ田中西二郎共訳、白水社、ベルジヤーエフ著作集7) 1960
  • 『ドストエフスキイ論 創造方法の諸問題』(ミハイル・バフチン冬樹社) 1968
  • 『ロシア・フォルマリズム論集 詩的言語の分析』(磯谷孝共編訳、現代思潮社、ロシア群書) 1971
  • 『ソビエト文学史』(アラン・プレシャック、松本真一郎共訳、白水社、文庫クセジュ) 1981
  • 『ミハイル・バフチン著作集 ことば対話テキスト』(ミハイル・バフチ、佐々木寛, 伊東一郎共訳、新時代社) 1988

記念論文集

  • 『交錯する言語 新谷敬三郎教授古稀記念論文集』(名著普及会) 1992

脚注

  1. ^ a b c 『現代物故者事典 1994~1996』(日外アソシエーツ、1997)p.32

参考

  • 『『白痴』を読む』著者紹介



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新谷敬三郎」の関連用語

新谷敬三郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新谷敬三郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新谷敬三郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS