新種発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 01:55 UTC 版)
「カッパケリス・オオクライ」の記事における「新種発見」の解説
1994年12月に石川県白山市桑島(旧白峰村)の大嵐谷付近の手取層群赤岩層(中生代白亜紀前期、約1億3000万年前の地層)を調査中に化石が発見された。手取層群の中で、赤岩層より下位の地層からは、原始的なカメ類しか発見されていなかったが、赤岩層より上位の地層からは真性のスッポン科(鱗板や縁板がなくなっている)が確認されていた。早稲田大学国際教養学部教授の平山廉によって調査・研究がおこなわれ、スッポン科にきわめて近縁であるが、より祖先的な新属新種のカメ類であることが明らかとなった。
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