新治寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/09 03:59 UTC 版)
新治郡衙と同じく奈良時代、新治郡に造られた寺院。現在の筑西市久地楽及び古郡地内に存在した。以前から4基の土壇跡(どだんあと)と多くの古瓦の出土が知られていたが、1939年(昭和14年)に始まった発掘調査で、金堂とその東西に配置された伽藍(がらん)をもつことが明らかとなった。出土した多くの古瓦の中には文字瓦も見られる。遺跡は1942年(昭和17年)に、新治廃寺跡(附上野原瓦窯跡)として国指定の史跡となっている。
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