新安東金氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 07:06 UTC 版)
始祖・金宣平は、新羅末期の古昌郡(安東)の有力者であった。新羅末期の後三国時代の争いに際して王建(高麗の太祖)に味方し、後百済の甄萱との瓶山の戦いで功績を挙げた。高麗建国後、開国功臣とされた。 李氏朝鮮後期、金祖淳(朝鮮語版)の娘が純祖の后純元王后となった。純祖の摂政を務めていた貞純王后の死去以降、安東金氏は憲宗・哲宗に王妃を送り、およそ60年間にわたり外戚として勢威を振るった(勢道政治)。朝鮮末期の政治家である金玉均もその一族である。
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